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第9回ウィークエンド交流会開催!【開催レポート】

[2015.12.08]

 11月20日(金)第9回ウィークエンド交流会が開催されました。今回も講師に増田先生を迎え、「パッケージデザインとネーミングの極意」を学びました。

 まずは恒例の小林氏によるアイスブレイク。今回は以前学んだ"わかりやすく伝える"を実験してみることになりました。

参加者に立候補していただき密かに小林氏が示した絵を見て、それを皆さんに的確に指示し、元の絵にいかに近づくことができるかということを行いました。説明の言葉を、どのような順番で、どのような単語で、どう形容して伝えるか。いかに正確に理解してもらえるか、を体験しながら学びあいました。
 続いて、本日のメインテーマ「パッケージデザインとネーミングの極意」。講師は、福島県6次化イノベーターなどを務め、県内6次化推進役の一人である増田紀彦氏。増田先生は参加者のみなさんへ「この商品は誰に向けたものでしょうか?」「これは何でしょうか?」「その理由はなぜでしょう?」と質疑応答しながら、話す・聞く一方ではなく、"交流しながら楽しく学ぶ"独自のスタイルで進行。

「食品を販売する場合、消費者に試食してもらい、味を知ってもらった上で購入いただくケースの方が少ないですよね?お客さんは何を基準にして購入するか。その点でも、目に見える視覚情報はとても大きな判断要素です。だからこそ、パッケージデザインとネーミングはとても大切なのです」。増田先生はさまざまな商品例を紹介しながら、それがどのようなターゲットを設定し、その層に合わせてどのようなパッケージ展開が図られているのか。デザインから商品の魅力を的確に伝えているか、などなど、1つ1つのパッケージデザインとネーミングに込められた意味と目的について、分かりやすく解説し、全員で検証していきました。

 次にパッケージの中でも特に注視すべき「二次パッケージ」について、複数の機能や意味があることを全員で共有。さらに増田先生が選んだ6つの秀逸事例から、消費者の購入判断項目に照らし合わせ、重要ポイントと共通項をチェックしました。消費者目線ではどのような商品を購入したくなるか。お土産品やギフトの場合何をポイントに選んでいるのか。作り手のメッセージや思いは視覚情報から伝わっているのか、パッケージで表現できているのか。パッケージデザイン、パッケージ素材、商品バリエーション、ラベル、ネーミングなど、そのひとつひとつに意味があり、それらをいかにうまく組み合わせることができるか。また、既存商品の場合、新たなパッケージデザインにせずとも、発想の展開で改善できるアイデア例も紹介。最後に、商品陳列の法則、さまざまな視覚的効果、陳列実例についても学びあいました。

 学びの後は、恒例の美味しい交流タイムです。この日は、第6回にゲスト登壇された柳沼美千子さんから、シイタケ粉末入りパン、つぶあんパン、塩麹パンが。参加者の星さんから、りんごとキウイとゆずを煮込んだしゃきしゃきジャムが。また第2回にゲスト登壇した石川町「農園Cafeやい子ばぁちゃん」の大平美代子さんから、えごま入りのふわふわ米粉シフォンケーキと、ミニトマト、マイクロトマトが。さらに、白河市の人気店・伊兵衛屋さんのベーグルも振る舞われました。

参加者からは、
「なかなか身になるセミナーは少ないですが、毎回役に立ちます。"ツカエル"セミナーです。継続してほしい」
「私はモノを売る仕事ではないですが、何かしらのためになると思いました。また参加したいです」
「パッケージやネーミングの付け方、参考になりました」
「今回のネーミングとパッケージについてのお話しはとてもとてもためになりました。自分の作ったものにラベルを貼る時すごく参考になる。」
「いろんな試食美味しかったです」
「増田さんのトークの素晴らしさに感心してしまいました。こんなお話をずーっと聞いていたいです。とても勉強になりました。ありがとうございました」
「ネーミングとパッケージ、普段あたり前のこと1つ1つにたくさんの意味付けがあり、なるほどなとおもうことがたくさんありました。とても勉強になりました」

などの感想をいただきました。

参加者の皆さん。ありがとうございました。

スタッフより
「第9回ウィークエンド交流会も終了いたしました。参加していただいた皆様ありがとうございました。今回もとても勉強になりました。試食もたくさんありがとうございました。ウィークエンド交流会も残すところあと1回となりました。あっという間でした。最後も楽しくできればと思っています。」

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