9月18日第5回ウィークエンド交流会が開催されました。今回のウィークエンド交流会は講師に前回同様増田先生と、今回のテーマ「ブランディングこそ食ビジネスの生命線」と題し、エージェントスタイル代表で福島県6次化イノベーターとして活躍されている白石展子さんをお招きし講演いただきました。

講師の白石展子さん。

　まず今回のオープニングは、増田先生プロデュースによる「（やや）豪華な賞品争奪！チーム対抗クイズ大会」。参加者は3グループに分かれて、選択式でどれが正解かを答えていきます。出題は全部で7問。福島県内ネタ、特産品ネタなど、面白おかしく練られた7つのクイズに参加された皆さんはグループ内で相談しながら回答。人気ランキングから読み取れる食業界のトレンドやビジネスチャンス、加工食品の価格設定から気づくパッケージや成分表示との関係など、クイズの中に学びが散りばめられており、楽しく笑いながらも食ビジネス脳が鍛えられていきました。

　ラスト問題では正解したチームへは700点加点という大逆転可能な設定で、見事りんごチームが優勝。「やや豪華な賞品」は増田先生が用意してきたティッシュが全員に贈られました。実はこれもまたネーミングの付け方が学べる教材だったのです。こうして楽しく学べるクイズ大会は大いに盛り上がりました。

続いて、本日のメインテーマ「ブランディングこそ食ビジネスの生命線」と題し、エージェントスタイル代表で福島県6次化イノベーターとしても活躍されている白石展子さんの講演です。
　6次化産業化における売れる仕組みと販売戦略、現在の消費者購買動向、商品開発の基本となるマーケティング、売れる商品ブランドの傾向、価値あるブランディングにする為のポイント、従来の販売形態と売れている販売形態・伸びていく市場、同じ形態でも地域や路線によって異なること、などなど全国各地の具体的な商品事例も多数紹介しながら、わかりやすく解説いただきました。その充実の内容に、参加者はぐいぐいと引き込まれていきました。

　学びの後は、美味しい試食＆交流タイムです。次回第6回のゲスト予定のパン工房mana代表･柳沼美千子さんから、新作のかぼすパンが振る舞われました。

そのほかにも、手作りのフェルトぬいぐるみ作品をお披露目くださる方、今年栽培を始めた作物を持参された方など、みなさん思い思いのものを持ち寄り、活発な意見交換が繰り広げられました。

参加者からは、
「マーケティングについて判りやすい説明で、今後の自分に役立つお話でした。ためになりました」
「とても素晴らしい講演でした。発想の展開で"目からウロコ"とはこのことでした。毎回すばらしい会に参加できて感謝しています」
「白石さんの見識に感銘しました」
「大変参考になりました。自分の商品に生かそうと思います」
「売れるものづくりのノウハウが良くわかりました」
などの感想が寄せられました。

参加者の皆様。ありがとうございました。

次回、第6回は10月9日（金）18時30分から。
須賀川市のパン工房mana代表・柳沼美千子さんをお招きし、増田先生があれこれ聞きだす、笑いと知恵がいっぱいのゲストトークです。

スタッフより
第5回ウィークエンド交流会終了しました。今回は白石先生をお招きし、講演いただきました。とてもためになる話で、勉強になりました。今回でウィークエンド交流会も半分が終了しました。ですがまだまだ続きますので、ぜひ参加してみてください。当日の飛び入り参加も大歓迎です。

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